鎌倉に森の幼稚園があります。
園舎をもたず、自然のなかで子どもたちを自由に遊ばせながら
森の生き物たちとふれあい、人を思いやるこころを育てるというユニークな
保育園です。その25年の活動なかで、2006年から2009年までを追った
3年間の記録がドキュメンタリー映画になりました。
桐野直子監督作品の『さあ のはらへいこう』がそれです。
まずは、その予告編をご覧ください!
この保育園、名前は青空自主保育園「なかよし会」、を運営するのは、
地元鎌倉で自給農園を耕す地元の主婦、相川明子さんです。
青空保育なんて、とてもひかれる名前です!
小田原のすぐ傍の鎌倉にこんな素敵な試みがあることを知って、レモンコミュニティでも
この映画の上映を応援したいな、と思います。みなさん、いかがでしょうか?
小田原地域でも、「さあ、のはらへいこう』を上映しよう!
賛成の方、ツイートよろしくお願いします!!!
―『さあ のはらへいこう』小田原de上映会呼びかけ人/堀口博子ー
text by Hiroko H.
以下、映画についての紹介記事です。
自然保育を26年間続ける鎌倉市の「青空自主保育なかよし会」のドキュメンタリー映画「さぁのはらへいこう~青空自主保育の三年間」が完成しました。
なかよし会は、自主農園なども経営する地元の主婦、相川明子さん(59)らが85年に設立したグループ。特定の園舎を持たず、1歳から4歳以下の幼児を里山や海の自然を満喫させながら育てるユニークな保育を続けている。
専任の保育者2人と、各クラスの幼児の保護者2~3人が当番で保育に当たる。保育当番の心得は「口はチャック、手は後ろ」。子供たちの好きなように遊ばせるのが基本で、週に2~3回、弁当持参で市内の源氏山などにも出かける。
戸外へ出て、自然の中で動物や昆虫と触れ合う機会が増えるため、思いやる心も身についてくるという。
映画は桐野直子監督(51)が06年4月~09年3月まで3年間かけて取材した。文化庁の文化芸術振興費と県社会福祉協議会の基金から助成を受けた。桐野さんは「孫の面倒を見ているおじいさんやおばあさんにも見てもらいたい」と話している。