2010年7月11日(土)
小道を竹で縁取り、掘り起こさない(シートマルチ)でハーブガーデンから始まりました。
最初に竹を割り、20cmの長さに切り揃えて、柔らかい土にハンマーで打ち込みます。
来年の今頃もこのままのいい状態で残っているといいな〜と願っています。
私は、なにか曲線の縁をつくれる材料がないかなと思っていたら、
偶然、〈レモン〉のあたりはどんどん根を伸ばして山を浸食している竹山があって、
竹がいっぱいありました。
このカーブは歩くための小道 あとで歩く部分を竹チップで敷き詰つめる予定、
もしかしたら、またその時になったら、素敵な気の利いた材料が現れるかもしれませんが。
そして、ラザニアシートマルチガーデンオージ
(オーストラリアの熱心なパーマカルチャーの人たちの中ではとても人気がある)
いわゆる掘り返さないハーブガーデン−を作り始めました。
数時間後には、誰かのガーデンに招待されてきたみたいな、いい感じのガーデンになってきました。
最初は、すでに草が生えているところに新聞紙を大量に運び込んで、 何枚か重ねることから始めました。 少しでも隙間があると、 光が入って雑草が出て来てしまうでの、 新聞紙を丁寧に折り曲げて、
隙間が残
そして次に、新聞紙の上に稲ワラを敷きました。
オーストラリアではもっと柔らかいアルファアルファの干し草を使いますが、
日本は米をつくる地域で、牛の地域ではないのです。
でも私は、手に入るものは何でもとてもうれしいのです。
ちょっと固めの稲ワラの上に米ヌカをまきました。 そこに用意されていたので、、、、。
そのヌカの上に本当は時間のたった生堆肥をまきたかったんだけど、
スタッフがお店で買った小さな袋にきれいに詰まっているペレットになった
堆肥を誇らしげに見せてくれました。
でも、レモンのある里山は、あらゆる自然資源の宝庫なのです。
スタッフは私の考えをすぐにわかってくれて、山に腐葉土採りに行ってくれました。
それは白い糸状菌が入った黒くて美しい、森の香りがする素晴らしいものでした。
これを敷き詰める段階で、新しい苗の周りにもっと「苗床用の土」が
必要になったことに気がつきました。
もともと農家で、今は地元で建設の解体などの仕事をする穂田さんが、
彼の資材置き場からとても素晴らしい宝を掘り起こし、持ってきてくれました。
腐敗させるためにただ放置しておいた小枝や葉っぱの下から、
素晴らしい栄養満点の土です!
その土を、ハーブガーデンを祝福するために使いましたー
その土の中の沢山の小さな生き物達は全ての物にいのちを与えてくれるのです。
デレクターの戸田さん、とても生き生きしています。
ラザニアガーデンの半分を日本の野草を植え、もう半分を西洋のハーブガーデンにしました。
日本の野草は赤と緑のシソを、またまた 穂田さんのご自宅のキッチンガーデンからいただきました。 シソの他にはニラ、三つ葉、ミョウガ、小さなシダ、 そして私のまだ知らないたくさんの野の花たち。 飛び石は、今はまだ仮のダンボール製。 私たちはごつごつの大きな靴でまだ出来たばかりの新しいふかふかのベッドを 押しつぶしたくありません。なので、飛び石もどきをつくりました。 とても上手くいきました。そしてこれらもそのうち、堆肥の中一部になっていくことでしょう そして、この飛び石づくりで余ったダンボールの切れ端も、 土の中に入れる前に水に浸してやわらかくします、、、。 泥まみれになって時間を費やして、やっと作業が終わり、 遅めのお昼を食べようかと思った頃、雨が降り出してきて、 最後の仕事の水まきを助けてくれました。 そして、私たちの泥も流していってくれました。 ところで、なぜこれがラザニアガーデンと呼ばれているかというと、、、 もちろん何層にもするからだけど、もっといえば、 パスタとミートソースのバランスが重要なのです。 炭素が豊富なワラ、紙、米ぬか、そして窒素が豊富な鶏糞などなど、 他なんでも手に入る物でいいんだけど、そうすると、とてもおいしくなりますよ。 *この記事はセシリアさんのブログ「Balcony of Dreams」より翻訳したものです。翻訳/ユミ・モナ・クマタ
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