放射能汚染の影で、遺伝子組み換え作物実用化に向けての動きが粛々と進んでいるようです。あらたに、菜種、とうもろこし、綿が遺伝子組換え作物としての申請が上がり、これについて一般からのパブリックコメントを農水省が募集しています。
映画『食の未来』で批判にさらされたモンサント社およびシンジェンタ社、ダウケミカル社が前述の遺伝子組換え作物の菜種、とうもろこし、綿の第1種使用(=開放圃場での商業栽培など)を農水省に申請しています。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/110523.html
遺伝子組換え作物の危険性は、地域固有の在来種作物た種の多様性を失うことと、小さ
な農家が本来の農業を持続することができなくなること、環境への影響などが大きく語
られています。また、種にさえ著作権をつけてそれを侵した農家が農業を営めなくなる
縛りを与えようとしています。
農水省では、このHPの中で、
農林水産省及び環境省では、今後、ご提出いただいた意見・情報を考慮した上で、
本件の承認を判断することとしております。
と言っています。ぜひみなさんの意見を送りましょう。周辺の農家さんや、安全安心の
食に関心のある方々にぜひお知らせください。
*遺伝子組換え作物と、その危険性について
http://www.yasudasetsuko.com/gmo/faq.htm
*遺伝子組換え食品の危険を追ったドキュメント映画『食の未来 The Future of Food』の紹介映像を以下で観られます。
http://www.youtube.com/watch?v=jNezTsrCY0Q
(text by Hiroko Horiguchi)
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