今年、レモンガーデンのメンバーでもあり、東工大で自給自足できるエネルギーシステムを研究する松本吉彦さんによって、CLCAが管理する久野のみかん山の中にある小田原市民農園(レモンガーデンもここにあります)の道具小屋に小型の太陽光パネルが取り付けられました。これによって、小屋に電気が灯り、夕方暗くなってからの作業がラクにできるようになりました。菜園づくりでも、電気の恩恵はやっぱりありがたいものです。それにはやっぱり、自然エネルギーですよね。
ところで、ソフトバンクの孫氏は「今年自然エネルギー財団を設立する」と宣言しました。太陽、風、地熱エネルギー、バイオマスなど、安全でクリーンで公平なエネルギーを私たちが選べる社会をつくりたい、本当にそう願います。▶自由報道協会主催 孫 正義 記者会見http://www.ustream.tv/recorded/14195781 こうした自然エネルギーを地域で促進する上で最も必要なのは、市民の強い要望です。そこで、ひとつ頼もしい支援を名乗りあげた銀行があります。東京品川区に本社をおく城南信用金庫http://www.jsbank.co.jp/は、脱原発に対して預金、融資の優遇処置を金融商品につくりました。http://www.asahi.com/business/update/0429/TKY201104280740.html こうした企業の勇気ある宣言がもっと増えてくれたら、市民にとって、持続可能な未来のビジョンが身近なものになる可能性は高まっていくと思います。節電だけでなく、脱原発エネルギーについてももっと考えたいものです。
近日、小田原で、松本吉彦さんの「地域で自給自足するエネルギー」講座を企画したいと思います。また詳細、このブログでお知らせします。
文/堀口博子(菜園学習研究室シードアンドグロウ)
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