昨日、国学院大学常磐松ホールで行われた河田昌東先生の緊急講演会『チェルノブイリからみた福島第一原発』の後半部がUSTREAMで観られます。http://www.ustream.tv/recorded/15177356
全編については、国際有機農業映画祭 http://blog.yuki-eiga.com/ http://twitter.com/#!/ifof_jpで記録をとっているので、いずれ公開されると思います。
土壌汚染を浄化する菜の花プロジェクトなどを成功させるには、地域の力が必要なこと、汚染が心配される土壌でも植えて食べられる野菜があることなど、放射能とともに生きていく具体的な知恵がいくつも示され、とても有意義な講演会だったと思います。しかし、ひまわりでの土壌浄化には問題があるようです。ひまわりは、種から油は取れますが、菜の花に比べると茎や葉のカサが大きく、木質部分も多く、それらをバイオマス燃料として利用できるかどうかの実証が十分にされていないようで、土壌浄化のためにひまわりを大規模に植えるのは避けたほうがいい、実験程度に留めるべきとの意見でした。
text by Hiroko Horiguchi 6/6 2011
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