10月23日、秋晴れ、
第2回 『セシリアのパーマカルチャー・ライフガーデン教室』が開かれました。
午前中はアウラで、セシリアのオーストラリア帰国報告と、
前回に続きアウラづくりの実践編です。テーマは「正しいものを正しい場所に」
まずはスライドレクチャーで見るオーストラリアのシュタイナー学校の様子や
コンポストのお話。コンポストの発酵熱を利用して作った
コンポストシャワーに感激! コンポストは土をつくるだけでなく、
いろいろな使い方があることを知りました。
今後レモンでもコンポストエリアを作るため、
それについての話も交えながら進められました。
そして次はいよいよアウラ改善!
前回のワークテーマ「観察力を養う:問題を見つけ、解決する」で見付けた
アウラの良い点、変えた方がよいと思われる点を踏まえながらの実践編です。
今回は「窓辺をもっと心地よく」をメインにしたワークでした。
アウラには東向きのサンサンと太陽の降り注ぐ窓辺があります。
その気持ちよさをもっと気持ちよく、
まずは元気のない植物をガーデンに戻し、元気な植物に植え替えです…
新しいプランターを用意して、レモンから運んだ栄養たっぷりの土と元気な植物を植えます。
植え替えの途中でバッタに出くわしたり、土から元気なミミズが顔を覗かせたりと
室内なのにまるで庭で仕事をしているようでした…! 同時進行で窓横の換気扇も
黒から白へと塗り替え。悪目立ちしていたのも統一感が出て、居心地よさがアップしました。
Before…
and After!
アウラのなかにカフェのようなコーナーが、
ここでお茶を飲みながら、本を読みながら過ごしたい、そんな窓辺になりました。
布の丈がちょっと足りなかったけれど、ここは次回に改善。
この素敵な窓辺には、レモンとつなぐ食べられる植物と
蔓バラとアスパラを植え、春にはバラが窓のフチを彩り、
アスパラの繁りが陽をさえぎるようなデザインをセシリアは考えています。
カーテンも仮で付けていたナイロン製の無機質な白から、インド綿の柔らかい
オフホワイトに変えて完成です。同じ白のカーテンでも、色のトーンや素材だけで
まったく別の印象になります。 午前中のワークはこれで終了。
毎回、楽しみなランチ! 体力勝負の、午後のワークに向けて準備です。
今日のランチはベジタリアンのお寿司、太巻きとお稲荷さん、そしてちらし寿司。
いつもながら青木さんのおいしいお料理には、みんな大満足です!
久しぶりのレモンは、すっかり秋の気配。
午後のワークはまずコンポストエリアについて、フィル・キャッシュマンさんから
レクチャーを受けます。
コンポストとはなにか、どういうものがあるのか、
レモンに作るならどんなものがいいかを話し合いました。
コンポストエリアをつくる場所は、陽の当たらないところがいいのだそうです。
続いて、ガーデンの作業を進めます。まずは、どんどん道作りから。
穂田さんとフィルさんが、小道のフチに使う竹をどんどん切っていきます。
竹を埋め込んでいく作業と、ガーデン部分の土ならしと足場作り。
土が平らになったら種蒔きをします。
前回のワークショップで残ったレンゲの種をまきました。
大きい!そしてとっても重たいです。
この切り株はセシリアのつくるアーティストガーデンで使います。
セシリアのガーデンは、キーホールガーデン、大きい丸太はイスとして使います。
丁度良い高さと大きさで、みんなが代わる代わる座り心地を確かめます。
いい感じです、ここで一休みして…ガーデンに座る空間が生まれると
不思議と居心地がよくなります。まるで、インテリアのようです。
キーホールガーデンには、さっそく球根を植えました。
春になるピンク色の百合が咲くはず、、、
キーホールガーデンは、手を伸ばす範囲でガーデンの世話をすることができるように
考えられた庭のデザインとか、、、どんな庭になるのか、完成が待ち遠しいです。
キーホールガーデンについては、こちらを参照してください!
http://www.thinktheearth.net/jp/thinkdaily/report/2002/03/rpt-05.html#page-2
一通りの種蒔きと片づけを済ませて今日のワークは終了!とっても楽しい一日でした。
人手が多い分進み具合も早いので、どんどん出来上がっていくガーデンの様子に吃驚します。
最近では涼しさがどんどん肌寒さに変わり、日が暮れるのも早くなってきました。
レモンに来る度に季節の変化に気付きます…
来月のワークショップではまた少し寒くなりそうですが、
皆さんと元気に作業できますように!
ありがとうございました。
by misato.m